許容される日本語

日々変化する日本語。すでに許容されたのか、まだ誤用と扱うべきなのか。徒然なるままに考えます。

*当blogより引用する際は出典を明記してください。

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

トンガ語名前を現地発音に近いカタカナで表記してみる

RWC2007:第6回ラグビーW杯開催記念番外篇「W杯出場国の主要言語のカナ表記に挑戦」その8、トンガ語。 トンガ語本来の文字はなく、ラテンアルファベットを借用して表記します。また、母音は「ア」「エ」「イ」「オ」「ウ」の五つ(長短はありますが)で、1音…

フィジー語名前を現地発音に近いカタカナで表記してみる

RWC2007:第6回ラグビーW杯開催記念番外篇「W杯出場国の主要言語のカナ表記に挑戦」その7、フィジー語。 もともと英語アルファベットと無関係に発達した言語に宣教師がabcをあてはめてできた正書法ですから、カナ表記する場合はだいたいローマ字読みでだいじ…

ルーマニア語名前を現地発音に近いカタカナで表記してみる

RWC2007:第6回ラグビーW杯開催記念番外篇「W杯出場国の主要言語のカナ表記に挑戦」その6、ルーマニア語。ほとんどローマ字読みで良いのでカナ表記は難しくない言葉です。 母音は‘a’‘e’‘i’‘o’‘u’が「ア」「エ」「イ」「オ」「ウ」。ただし、母音が重なると半…

ポルトガル語名前を現地発音に近いカタカナで表記してみる

RWC2007:第6回ラグビーW杯開催記念番外篇「W杯出場国の主要言語のカナ表記に挑戦」その5、ポルトガル語。ポルトガルのポルトガル語とブラジルのポルトガル語では発音がかなり違うようなのですが、そこまで難しいことも説明できないので基本的なところを。ほ…

フランス語名前を現地発音に近いカタカナで表記してみる

RWC2007:第6回ラグビーW杯開催記念番外篇「W杯出場国の主要言語のカナ表記に挑戦」その4、フランス語。英語に較べればずっと規則性のある言語なのですが、その規則が細かい。じっくり書き出したら本一冊になってしまうので、ごく基本的なところだけを。 母…

イタリア語名前を現地発音に近いカタカナで表記してみる

RWC2007:第6回ラグビーW杯開催記念番外篇「W杯出場国の主要言語のカナ表記に挑戦」その3、イタリア語。ほんとうは北部と南部など地方によって違うのですが、大掴みでまとめます。 イタリア語も母音は‘a’‘e’‘i’‘o’‘u’の五つです。カナ表記において気をつける…

スペイン語名前を現地発音に近いカタカナで表記してみる

RWC2007:第6回ラグビーW杯開催記念番外篇「W杯出場国の主要言語のカナ表記に挑戦」その2、スペイン語。今大会ではスペイン語がおもに使われている国はアルヘンティーナだけですね。 どうも「アルゼンチン」という語感が美しくなくて厭なのでいつもアルヘン…

英語名前を現地発音に近いカタカナで表記してみる

RWC2007:第6回ラグビーW杯開幕まで1週間を切りました。そこで本日より番外篇として、W杯出場国の主要言語(日本語を除く)のカナ表記に挑戦いたします。 しかし、原則として一文字一音節(母音1か子音1+母音1)で高低アクセントで長音(「ー」)の意識のあ…

雪辱を晴らす

「雪辱を晴らす」は、誤った日本語として「汚名挽回」などと並んでよく挙げられます。「汚名挽回」を見かけることは減りましたが、「雪辱を晴らす」はとくにTVでまだまだ聞かれるようです。 「雪辱」は「辱めを雪ぐ」ことですから、動詞では「する」を付けて…