許容される日本語

日々変化する日本語。すでに許容されたのか、まだ誤用と扱うべきなのか。徒然なるままに考えます。

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2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

居抜きことば

動詞の連用形+接続助詞「て」に続いて動作の継続や状態の存続を表す補助動詞は「いる」です。「る」ではありません。 「している」を「してる」、「しています」を「してます」といった居抜きことばは、くだけた会話、軽いエッセイ、語り口を活かすインタビ…

暮しぶりが伺える

日本語には同音異義語が多く、「伺う」と「窺う」もその一例です。「伺う」は「『問う』『聞く』『訪れる』の謙称」(新小辞林第二版)、「窺う」は「1 のぞき見する。(相手の)動静を探る。2 ねらう」(同)の意ですが、「窺う」が常用漢字表にないため、…

ダントツの最下位

俗語ではあるものの、「ダントツ(断トツ、だんトツとも表記)」はごくふつうに使われることばです。長年使われてきたため古くさい印象すらあります。 長年のあいだに語源が忘れられてしまったのか、近年では誤用もめだちます。「ダントツの最下位」などです…

状況を鑑み

日本語は、一つの助詞によって文の意味が変わり得る言語です。この「日本語は」の「は」をべつの助詞に替えてみればわかります。「が」、「も」、「こそ」……。文意の伝わる文章を書く際に助詞の使い分けは重要です。 しかし、文章は複数の文、段落で構成され…