許容される日本語

日々変化する日本語。すでに許容されたのか、まだ誤用と扱うべきなのか。徒然なるままに考えます。

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2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

厚い戦い

アナウンサーの国語力にはなにも期待していないので、たとえば、「間髪を入れず」を「かん、はつをいれず」、「綺羅星のごとく」を「きら、ほしのごとく」と正しく読むアナウンサーがいたらかえって、びっくりしてひっくりかえってドインてなことになってし…

特例公債法案が成立した

「法案」とは「法律の案文。法律の草案」(新潮国語辞典新装改訂版)であり、「成立」とは「なりたつこと。できあがること〈後略〉」(同)です。ちなみに「草案」は「下書き。草稿」(同)。 こういう法律をつくるべきだと策定した「法案」を発案者が国会に…

行う/行なう

「おこなう」を漢字かなまじり文で書く場合、送りがなはなんでしょうか。 昭和48年内閣告示「送り仮名の付け方」では、「通則1 本則 活用のある語(中略)は、活用語尾を送る」とします。 「おこなう」は、行わ(ない)-行い(ます)-行う-行う(とき)-行え…