許容される日本語

日々変化する日本語。すでに許容されたのか、まだ誤用と扱うべきなのか。徒然なるままに考えます。

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2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

アブレイユ

北海道日本ハムファイターズに所属するミチェル・アブレイユの登録表記がどーにもだめだ。 スペルはMichel Abreu。Cuba出身なので母語はスペイン語のはず、てことで、スペイン語読みすればミチェル・アブレウである(2007年9月3日付記事をご参照ください)。…

ためしにして見る

「補助動詞」とは、「動詞が本来の意味と独立性を失って、他の語の下に付いて付属的な意味(断定・敬意・動作の様態など)を添えるだけのもの」(新潮国語辞典新装改訂版)です。 例として、「○○である」の「ある」、「○○している」の「いる」、「○○してくだ…

緊迫さ

接尾語「さ」は、「1 形容詞・形容動詞の語幹、一部の助動詞の語幹に準じるものに付いて名詞をつくり、…の状態であること、…の程度であること、…の性質であることの意を表す」(Yahoo!辞書:大辞泉)ものです。たとえば、形容詞「よい」の語幹「よ」につけ…

ないです

断定の助動詞「だ」「です」は、体言(「自立語で活用がなく、主語となりうる語。名詞・代名詞の総称〈後略〉」〈新潮国語辞典新装改訂版〉)または助詞に接続するとされてきました。 つまり、形容詞「美しい」は活用があるため用言なので、「です」を接続し…