許容される日本語

日々変化する日本語。すでに許容されたのか、まだ誤用と扱うべきなのか。徒然なるままに考えます。

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副詞

ひいては/しいては

「青田買い」を「青田刈り」、「時期尚早」を「時期早尚」、「を得ない」を「おえない/をおえない」、「〜詰め」を「〜尽くめ」、「シミュレーション」を「シュミレーション」など、聞き違いによる誤りは多いものです。多いとはいえ、それを誤りだと認識す…

だいぶと

「だいぶと」ということばがあるのですね。まだくわしく調べていませんが、西日本ではふつうに使われるようです。意味は「だいぶ/だいぶん」と同じだと思われます。 あるQ&Aサイトの回答でこの「だいぶと」を「副詞+格助詞『と』」であって方言ではないと…

法に則って粛々と処理する

鞭声は粛々と夜河を過り――馬に鞭をくれる音もひっそりと夜に河を渡って、ということです。 「粛々」は「つつしみ敬うさま/静かにひっそりしたさま/ひきしまったさま/おごそかなさま」(広辞苑第二版補訂版)であり、「外圧があろうとも法に則って粛々と処…