許容される日本語

日々変化する日本語。すでに許容されたのか、まだ誤用と扱うべきなのか。徒然なるままに考えます。

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委員会から推薦された医師から往診された

曖昧表現が多くなっており、その一つである受動態も氾濫しています。「委員会が推薦した医師が往診した」を患者を主体に表現するなら「委員会が推薦した医師に往診してもらった」「委員会が推薦した医師の往診を受けた」が自然ですが、受動態で表すことが増えました。
受動態を機械的にでなく必然性のある場合に適度に使えば、主旨の伝わり易い文章になります。「れる・られる」を使う前に能動態で表現できないか考えてみるのも一案です。