許容される日本語

日々変化する日本語。すでに許容されたのか、まだ誤用と扱うべきなのか。徒然なるままに考えます。

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2011-07-10から1日間の記事一覧

疑問をひもとく

「繙く」は、「(古くは書物は巻き物であって、紐で結んであったことから)書物を読む」(新潮国語辞典新装改訂版)です。 語源を知れば誤用の余地がないことばなのですが、いまや帙(「書物のいたみを防ぐために包むおおい」〈同〉。これも紐で閉じてあった…